2014年 03月 25日 ( 1 )

ある三銃士ファンからの伝言

エネッチケーでまた人形劇が始まったみたいですね!シャーロックホームズの。私は毎週この時間出かけてるので見られないんですが、こうやってお茶の間に人形劇文化が継承されて行くのは良い事だ。お人形さん作る人や動かす人の技術をを継承して行く事は良い事だ。後はお茶の間のちびっこやファミリーがお話を楽しんでくれれば……

人形劇三銃士は楽しくなかったけどね!!あの時は「有名な人気脚本家が描いているから面白いに違いない」と思い込んでいたから面白いと思って見ていたんだけど(と言いつつ当時の感想で結構文句言ってたわ。)あれからいろんな人といろいろお話したよ!モヤモヤとした気持ちに整理つけたよ!やっぱりあの話は面白くなかった!

第一部はまだストーリー的には原作通りだからまあ楽しく見られたんですけど、オリジナル脚本と化した第二部が酷かった。私が酷いと思ったのは三銃士に「戦争反対」の概念を持ち込んだ所。いや戦争はよくないですよ。ダメですよ。でも三銃士はそういう話じゃないでしょ!そういう主張はよそでやって下さいよ!「戦争モノに戦争反対の概念ぶち込みました。誰もやらなかったことをやったオレ新しい、かっこいい」空気がプンプン出てたんですけど、そりゃやらないでしょうよそういう話じゃないもん。面白くないもん。あとボナシュー。コイツのせいでお話もキャラクターも酷い事になった。コンスタンスなんか第一部では「全然好きな人ではないけどこれが私の運命、この人を愛し添い遂げる」覚悟があってカッコ良かった。でも第二部でボナシューを「愛すべきオッサンキャラ」と描こうとしてとにかくボナシューが正義、ボナシューの言動みんな許される!浮気?愛嬌あるでしょ?だってボナシュー愛すべきオヤジだし。ってコンスタンスの覚悟台無し。宝石贈られてほんのり嬉しそう(人形なのにホントにそう見えるんだってば!スゴイ!)なコンスタンスはまるであんな男別れなさいよと言われて「でも優しい所もあるの!」って言うDV被害者妻みたい。知らんがな。第一部と二部で同じ「別れたいのに別れられない」という話のはずなのにどうしてこうなった。こんな決着の仕方されるとは思わなかった。みんなボナシューのせいだ!

きっと人形劇三銃士が好評だったからホームズ人形劇作ってもらえたんだろうし、この脚本家の話タチが悪いことにパッと見ちゃんとウェルメイド「気」なんですよ。楽し気嬉し気の「気」。平和主義の概念持ち込んで「生と死について考える”気”」考えさせられるでしょ?パクった宝石プレゼントして「愛すべきおっさんキャラ”気”」良い話でしょ?その場面だけソレっぽく見えるから、その場では面白いと思って流しちゃうんだけど、あとで考えるとアレ??ってなるの。リュミエールさんの下りでシリアスにキャラの死を描いておきながらラストでバッキンガムが生き返る。報われない愛の現実を描いておきながら猿とネコの間に子供が生まれる。一貫してないんだよーーーー!雑!岐阜弁で言えば「だだくさ」!戦争の悲惨さを描くなら描くで最後まで真面目に描かなきゃいけないのに「だって人が死んでも生き返るよ?猿とネコの間に子供が出来るんだよ?ファンタジーだよ?」ってお茶を濁して逃げようとしている様にしか思えない。真面目に死んで行ったリュミエールさんやコンスタンスの覚悟、みんな何だったんだ!「ファンタジーなんだから真面目に考えなくっていいよー」って茶化されて丸め込まれて正直者が馬鹿を見る世界なので、結局の所「真面目に見ていた自分がバカにされている」ような気がするんだよ!

あと、この脚本家三銃士についてよく知らない、あんまり好きじゃないし調べる気もなかった気がする。三銃士が好きな人が「好きな様にやっていいよ」って言われたらそりゃヒャッホーってなりますよね。「ヒャッホー!あれもこれも!原作のアレがちょっとひっかっかるからこうしたい!俺ならこうする!見て見て!これがオレの三銃士ワールド!」というヒャッホー感がしない。三銃士を題材…というか踏み台にオヤジワールド見せられただけ。

だからこれからシャーロックホームズの人形劇見ていて「なんか面白くないかも…」と思ったシャーロキアンの人!あなたの直感はおそらく正しい!面白いと思ってる所は面白いはずという思い込みだ!孔明の罠だ!と言いたいです。グッドラック。

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by minonetsu | 2014-03-25 23:33 | 三銃士 | Comments(4)