ロシュフォールに追いつめられ、ガケから飛び降りたダルタニアンは…茂みに落ちたので大丈夫でした。
◯ホッとするダルタニアンですが、茂みから何者かが!仲間からはぐれたルイでした。仲間からはぐれたって…国王陛下が何でそんな新兵扱いなんだ……。 王宮ではケガをした兵士達が次々と運ばれて行きます「誰か陛下を見かけた人はいませんか」さすがに陛下の安否が気にかかるアンヌ王妃。 ◯そして「アラミス様を見かけた人はいませんか」アラミスの心配をしているコンスタンス。ウフフ〜アラミスが心配なのね〜ウフフ〜〜。 そのアラミスは戦場にてたそがれています。悲しみにくれ剣を投げ捨てるアラミス。 ◯なんだよーー!悲しみを乗り越えて戦うんじゃないのかよー!老婆殺した事で落ち込んでるのかよー!そういうのは一度銃士隊を辞めて復帰した時に乗り越えたかと思ってたのに!先週の号泣は「それでも罪の無い人を殺さなければいけない状況になってしまう戦争が憎い」って涙だと思ってたのに! ◯これじゃあホントおとべさんのコメントの通り「じゃあなんで銃士隊に戻って来たの?」ですよ〜!人を殺して悩むなんてそれこそダルタニアンにやらせる役じゃないの〜? ◯んも〜。友達死なせて、立場も悪くさせて、自分はみっともなく逃げ出してこれじゃあ二度と友達に顔向け出来んわ。ってのに「これまで通り友達でいようね☆」って戻って来た原作のアラミスのあつかましさをちょっとは見習って欲しいわ。そう、泣きわめいて逃げ出してみっともなくても諦めなければカッコいいんだ!乗り越えろアラミス! やっとのことでアトスはポルトスを宿に担ぎ込みます。 ◯ポルトスは頭を打って意識が朦朧としている様子です。アトスが椅子に座らせて酒を勧めてるあたり、とりあえず命に別状は無いみたいですが…。ポルトスどうなっちゃうんだろ?記憶喪失とか?でもああゆうのは美少女がかかる病気だからな〜。 宿にはミレディとボナシューも逃げ込んでいました ◯「剣で戦う時代は終わった」…あ〜やっぱりそういう戦争なのね。三銃士が大活躍して形勢逆転!そういう戦争じゃないのね……剣の達人が頑張った所でどうにもならない戦争、アトスの言葉が重いです。 ◯ダルタニアンの心配をしているミレディですが、ここでアトスの大激白!「もう一度やり直さないか」…うおう!ここでそれを言うか!ミレディが「ダルタニアンを恨んでるけどそれ以上に愛してる」と言ってるそのそばから!アトスは「お前の事はオレが一番分かってる」と言ってますが…それはミレディのダルタニアンを愛しているという気持ちが本当のものではないと言う意味なのか、それとも惚れた女に弱い男のカンチガイなのか。 ◯ミレディは「冗談でしょ!」とうろたえてはいますが、まんざらでもない様子。「私はお尋ね者なのよ!」これは自分と一緒になったら相手に迷惑がかかるという意味ですよね、アトスの事を心配して出て来たセリフですよね。 ◯「オレ…この戦いが終わったら引退するんだ…田舎に引っ込んで…その時にはお前がそばにいて欲しい(要約)」意識朦朧のポルトスの前で!てかもうポルトスの存在を完全に失念しております。命に別状はないんですね!? ダルタニアンは陛下を護衛しつつパリへ急ぎます。 ◯ダルタニアンに肩車かおんぶを要求する陛下。ううむまだ陛下癖(何だそれは)が抜けきっていないな… ◯「今回は負け戦だったけど次は負けない!兵を鍛え直してここに戻って来る!」甲子園球児みたいな決意を新たにする陛下。 「待て!動くな!」そこに銃を構えた手負いの反乱軍の兵士が! ◯「余はルイ13世じゃ!」と、考え無しに正体をバラす陛下に「ほほう、俺はジュリアスシーザーだ」と返す兵士。なかなか茶目っ気のある人みたいですね。とりあえず陛下の正体はバレなかったみたいです。 ダルタニアン達の後ろには政府軍の兵士の死体が転がっていました。「オレが殺した。だがそいつに恨みはねえ、手厚く葬ってやりたい」ジュリアスシーザーさんは二人に墓穴を掘るように命じます。 ダルタニアンとルイは墓を掘っています。反乱軍兵士は身の上話を始めます「戦争が始まる前、俺は農場でチーズを作っていた…」 ◯「リュミエールさんのチーズといえば界隈では評判だったんだぜ」ジュリアスシーザーさんの本当の名前はリュミエールでした。リュミエール=光の守護聖(守護聖いらん)ですね。でもリュミエールは水の守護聖様の名前だし…いやなんの話をしているのだ私は。まあとにかく太田さんの名前に引っ掛けてあるわけですね。太田さんにそっくりだけど、バッソンピエール人形よりも人形劇三銃士の世界に溶け込んだ造形でイイカンジです。 ◯太田さんと言えば新三銃士の特番見学の時に「フーケのどこがいいの?」と尋ねていらしたんです!普通の人なら「フーケって誰?」ですよ!超感動しました。フーケ様知ってる人だよ!三銃士ちゃんと読んでる人だよ!リュミエール様ステキーーーーー! ◯リュミエールは戦争に巻き込まれた一市民の胸の内を語ります「誰が始めたんだこんな戦争!」戦争が泥沼化して、市民から無理矢理徴兵するようになったのかな?反乱軍はバッソンピエールの理念に賛同した志願兵ばかりじゃないということですね。 リシュリューもアトスのいる宿屋にやってきました。マンステールは同じ宿にアトスが泊まっていると伝えます。そしてミレディも一緒と… ◯「戦争はイカン!体にいい事が一つもない!」…程度はさておきリシュリューも身をもって戦争の不毛さを体感した様子。 墓穴を掘り、兵士を埋葬したダルタニアンと陛下。「もう一つ墓穴を掘ってもらおう…オレの墓だ」 ◯「こんなに体を動かしたのは初めてです!」…「です!?」陛下の口調がちょっと変わった? ◯銃を持っているとはいえ、死が間近に迫った手負いの兵士。ダルタニアン達も逃げようと思えば逃げられただろうし、戦おうと思えば簡単に勝てたはず。そうしなかったのもリュミエールさんの話が心に響いたから、最後の願いを聞いてあげようと思ったんでしょうね…… リシュリューに捕らえられたミレディですが…「お尋ね者のお前を見逃す代わりにバッキンガムを暗殺して来い」 ◯おおおーーー!原作のバッキンガム暗殺がここで出て来るとは! ◯「反乱軍を支援しているバッキンガムがいなくなれば戦争は終わる」おおお…確かに…!そしてリシュリューにとっては戦争終わってフランスバンザイ!リシュリュー様エライ!支持率急上昇!政敵と恋敵が一度に消える計算!おおおーーリシュリュー頭いい! ◯ミレディは罪人として隠れて生きる人生はもうこりごりよ!と、「リシュリューの庇護の元にすべての罪は問われない」という誓約書を書かせます。原作だとこの誓約書のせいでダルタニャン達が悔しい思いをするわけですが、これがあればミレディも真人間に(社会的な意味で)!これがミレディとアトスが晴れて幸せに田舎で暮らせるアイテムになるといいな! リュミエールの墓穴を掘っているダルタニアンと陛下。リュミエールはうわごとのように語り出します。 ◯「カマンベールチーズの作り方は知っているか?…牛乳を殺菌して……冷やして…濃厚な…リュミエールさんのカマンベールチーズ……」…うっうっ………もう…思い出し泣き…………カマンベールチーズ食べたい…… リュミエールの墓を前にルイは誓います「こんな戦争は終わりだ!」 ◯「形勢を立て直してもう一度戦うぞ!」「この兵士は余のために死んでくれた」と人の生き死にをテレビの中の出来事のように言っていた陛下ですが、これで本当に身にしみたんでしょう。言葉を交わし、気持ちを知り、へとへとになりながら墓穴を掘った人の死だからこそ、本当の死というものを、戦争の愚かさを身をもって体感したルイ。ああお前のことは忘れない!カマンベールーーーー! と、ルイが宣言した所で戦争は終わるのか!そう簡単に終わるのか!?終わった所でアラミスは!ポルトスは!ミレディは!?果たしてどうなってしまうのかーー!
by minonetsu
| 2010-04-23 23:27
| 三銃士
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