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新・三銃士感想<第34話 反乱軍との攻防>

ラ・ロシェルの戦い、のっけから攻防どころか政府軍の敗走が始まっています。
◯わ〜!と俯瞰から突撃する政府軍の軍隊はどうやって撮影したんだろう?CG?
◯爆撃で吹っ飛ばされる兵士達も動かす棒が見えないぞ!?CG?
◯余裕綽々のバッキンガムのイメージカット。おヒゲが上下に動いてます。和む。

政府軍総崩れの様子を見ていたミレディとボナシュー。ミレディはダルタニアンの心配をしています。と、戦場を呆然と見下ろすルイの姿を発見。
◯落ち込むルイに追い打ちをかける様に「こんなボンクラにいつまでも付き合ってられるか!」と、ついにルイを見限ったリシュリュー!「国王の代わりなどいくらでもいる!」…えええ〜〜?いるの!?リシュリューの意のままになる貴族はいっぱいいると思いますが、国のトップに据える国王は国王でないと務まらないでしょう?…はっ!?ま、まさか双子の……
◯リシュリューにしても国王がボンクラの方がやりやすいと思うのですが…アラミスが勝手にアフレコしたリシュリューに楯突いた発言で、今まで通り好き勝手に出来なくなったと判断してのことかな?アラミス先生ーーーー!!!

そのころ敗走中の三銃士。戦場で死ねれば本望、こうなったら最後まで戦うとアトス。「ここは逃げるべきだと」言うアラミスにポルトスも同調します。
◯「名誉の戦死」と兵士としての誇りを名目にで戦いを主張するアトスに「戦局が決まっているのに死ぬのはそれは犬死にというのだ」同じ兵士の誇りを名目に反対意見を主張するアラミス先生の説得は本当に説得力ありますね。

「ここは海の近くだから港に逃げれば仲間がいる」と、ポルトスが貝殻発見。「コクナールのおばちゃんが喜ぶぞ」と持って帰ろうとしますが、逃げる途中、落とした貝殻を拾おうとして戻った所を砲撃の弾がが直撃!
◯今度は「貝殻が弾を防いでくれました〜」というお約束は通じません。マジ重症です。
◯その頃コクナールは皿を割って「そういえば前のダンナが死んだときも!不吉な予感!」と、お約束のポルトス死亡フラグ。あんまりお約束になりすぎて逆に「死亡フラグ回避フラグ」とも言われてますけど。
◯戦場で貝殻拾おうとして戻った所はアホだなとしか思えないのですが、あのポルトスが!いつも陽気なポルトスがうつろな目をしてうううう……とうめいているだけのポルトス。これは見ていて堪える。いつもみたいに「な〜んちゃって」で済ませない。それが戦争!ポルトスー死ぬなーーー!

ポルトスのケガで立ち往生してしまった三銃士ですが、偶然小屋の周りででウロウロしているダルタニアンの姿を発見。ポルトスはアトスに任せアラミスはダルタニアンの所へ。
◯ダルタニアンは味方とはぐれたらここに来るようにと言われていました。二人ともさすがにこの状況ではコンスタンスのコの字も出ません。
◯「一人になっても戦う!」と鼻息荒いダルタニアンに、アトスも同じ事言ってたよと笑うアラミス。とりあえず一時休戦的な雰囲気ですね。

小屋にはピンク髪の老婆が住んでいました。「ここは危ない中に入りなさい」

一方その頃コンスタンスとアンヌ王妃。
◯コンスタンスは「いてもたってもいられなくなって」と、王宮でアンヌ王妃の衣装を縫っていますが、アラミスとの現場見られて修道院にいづらくなっちゃったんじゃないのかしら〜?
◯「王宮にはケガをした兵士達が運び込まれています」さすがのアンヌ王妃も…ステキ☆とも言ってられませんね。

ダルタニアンとアラミスはピンク髪老婆の小屋でお茶を飲んでます。
◯てかてっきり重症のポルトスを保護してもらうためかと思ってたら何二人だけでのんきにお茶してるんだ!
◯「こんな所で一人暮らしですか?」「主人はとうの昔に死んで、息子はいない」…息子はいないということは娘がいるということでしょうか。ま、まさか……!

老婆はシチューを出しに奥に引っ込みます。「老婆の一人暮らしにしては棚の位置が高すぎる。何かおかしいと思わないか…?」訝しがるアラミス。戻って来た老婆の手には銃が!
◯でもまあ…アレだよ。アラミスもポルトスほっといて小屋に入ってお茶してたし、老婆がおかしいと感づいていながらダルタニアンに長々講釈垂れてただけだったし、「アラミス先生の切れ者シーン」を演出したいだけなんだろうな〜とは思いました。
◯息子はいない=娘がいる=コンスタンスのお母さん!と思っていましたが違いました。「息子はいない=息子は死んでしまってもういない」でした。息子の名前はピエールと言うそうです。ピエール…バッソンピエール……!バッソンピエールの双子の背の高い美形の弟!!…いやまあ背の高い美形だったとしても死んでしまったからもういないんですね…戦争っていけないね!
◯「息子は反乱軍に徴兵され政府軍に殺された!」老婆の目玉がぐるんと回って狂気の表情に!ヒョエーー!怖い!!

「あの世で息子の友達になっとくれ」老婆はダルタニアンに襲いかかります。「ダルタニアン危ない!」と、もみ合いの末、アラミスは老婆を殺してしまいました。
◯老婆vsアラミスなんだから、殺さずに気絶させるとか上手いやり方があったんじゃないかとか、てか老婆相手に苦戦するなよとか、いろいろツッコミ入れる隙もありません。いやありゃもう駄目です。気が狂って力もパワーアップしたんだよ!もみ合いの末うっかり刺しちゃいましたとかじゃなくてアラミスは殺すしかないと判断したから殺したんでしょう。いうそういう状況を感じさせるに十分なあの老婆の目。いやもう本当に怖い!

「こういう辛い事があるから私は一度剣を捨てたのだ。頼む、老婆と二人だけにしてほしい…」ダルタニアンは小屋を出ます。
◯小屋の外からもアラミスの号泣する声が聞こえてきます。兵士だけじゃない、非戦闘員も巻き込まれて悲惨な目に遭う、それが戦争…。それに加えて今回のアラミスのシーンは人を殺す事に対する戦場以外での悲劇などいろいろ含まれてましたね。
◯さあここでコンスタンスはどうなるか!これで戦場から帰って来て「コ〜ンスタ〜ンス〜」なんてのんきな事言えるような状況じゃあないと思うし。アラミス出家バージョンも考えられますぞ?しかし悩めるアラミスを支えるコンスタンスという図も浮かんでこないこともない。さあどうなる!

戦争のむなしさを噛みしめるダルタニアンですが、そこにロシュフォールが現れました「どうやら生き残ったのは我々だけのようだな、ついてこい」

リシュリューからダルタニアン抹殺命令が出ていると、剣を突きつけるロシュフォールですが、結局殺せず「リシュリューを敵に回してはパリでは生きて行けない。パリには戻るな」と忠告します。当然ロシュフォールの言う事なんか聞く耳持っちゃいないダルタニアンは再び剣を向けられますが、一か八かとガケから飛び降ります!
◯ガケから飛び降りたダルタニアンは……まあ大丈夫でしょう。それよりも死にかけのポルトスと壊れかけのアラミスの安否が気になるわ!
by minonetsu | 2010-04-18 00:47 | 三銃士
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