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ニアとメロはいらない子だったね<デスノート・後編>

ぐへー!めっちゃ面白かった!デスノート後編完全ネタバレ感想です

あの原作をどうまとめるか、原作第一部のLが死んだ所で終わるのかな?と思っていたらまさかのヨツバ編とニアメロ編までやってくれるとは!といってもそれぞれの章でキラとなった火口と魅上を高田清美一人まとめてあるのですが、『自分の力を認めてくれないテレビ局に不満→デスノートの力を手に入れて暴走→Lたちにデスノートの秘密がバレる』な、ウマい流れでストーリーにもキャラクターにも全然強引さが感じられません。おまけに脚フェチにはたまらないエロさ倍増でドッキドキです。それから原作ではただのアホキャラだった出目川が、ちょっと世の中ひねた視線で見てる現実的な良いキャラになってたな〜。こんなに上手くストーリーがまとめられてしまうと『ニアメロ編いらなかったよね!』とうっかり思わずにいられません。あ、でもメロは好き。

と、私が原作で一番不満だったのが、『キラのやってることってそんなに悪い事なの?』という部分をあんまり掘り下げてくれなかった所なんですわ。L側が『キラは悪』とか『大量殺人犯』とセリフで言っても、やっぱりキラの『悪・即・斬』の単純明快な主張は爽快だしね。キラ側、L側、それぞれの「正義」ぶつかり合いというよりも、終盤ではライト君が女をゲームのコマみたいに扱ってたりで『だからキラは悪いんだよ』と個人レベルの話にすりかえてしまっている印象があったのですが、映画ではL側の正義をきちっと主張してます。つまり正義とは六法全書に象徴される『大切なのは正しい方へ進もうとする意思』(byアバッキオの先輩)であって、その人間の意思や可能性を信じる自分たちは正義であり、そんな人間の可能性を全て個人の意志、デスノートに委ねて放棄させてしまうキラは悪であると。そんな風に感じられました。原作ではキラ信者だったミノネツですが、映画では『どっちの言い分もよくわかる』と納得してしまったあたり、ここらへんは『原作を越えた!!』と断言しちゃいますよ!

あとそれから月役の藤原くんの演技がスゴかったわ〜。キラの記憶が無くなった時の重い荷物が取れたようなリラックスした姿勢と表情、取り戻した時の腹に一物持ったセリフまわし、その違いが見事に自然に伝わってきます。スゴイ!あれでもうちょっと顔が丸くなきゃ……
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by minonetsu | 2006-12-02 13:23 | 映画のカンソウ | Comments(0)
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