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北米版やりなおしレビュー<その16>

これで北米版レビューファイナル!うおー長かった〜〜。ミノネツはがんばった!

ネタバレ満載なので畳みます。



◯バイタポスを前にエリスとロコスの容姿談義。エリスの本当の姿はどうにも慣れないというロコスに…

日:「子供の姿は人間に受け入れられやすい」「この美しさは災いを巻き起こす」
英:「I couldn't very well have blended in with humans looking like this」(この姿のままでは人間達の中にうまく溶け込めない)
「I would have been bounded for my heavenly beauty」(私はこの天上の美しさを今までずっと制限していたのよ)

子供の姿でも災いを巻き起こしてたような気が…(ヘロン限定)ともあれ日米問わず自分の美しさに自信満々なエリス様です。シュキオンと違うのは外部にアピールしないって所。しかし子供の姿になったのは不可抗力っぽいのに、まるで自分の意思で姿を変えたみたいに言ってる所はエリス様のプライドなんだろうか?

◯バイタポスを前に何だか緊張感のない話をしている二人にヘラクレスは…

日「これは頼もしいことだ」
英「Can get back to fulfilling our destiny please?Thanks」(そろそろ我々のやるべき仕事に戻ってくれないかな?ご清聴ありがとう)

日本版ではヘラクレスの仲間に対する信頼感を感じさせるセリフなのですが、北米版では脱線気味の二人の軌道修正にまわってますね。女性パワー恐るべしです。

◯バイタポスのコアを破壊したものの、古の魂の力が強すぎてエリスの記憶が後退してしまいました。

日:「きれいなカオのおじさん、ここはどこ?」
英:「Hello, You people seem amusing,Where ara we?」(こんにちは、面白そうな人たち。ここはどこ?)

「きれいなカオのおじさん」→「面白い人たち」の変更は前にもありましたね。日本版の方は毒舌エリス様もシュキオンの顔はイイって所だけは認めていたことが分かるセリフだったのに変更されちゃって残念だわ〜。

◯バイクラシスが起動して、ついにテュポーンが復活してしまいました。デクレオスはクラシスを使ってオケアノスの体に自分とシュキオンの魂を戻し戦う事を提案します。

日:「いいでしょう…それにかけてみましょう」
英:「I'm willing to try anything,Who wants to live forever,anyway?」(それは望む所ですとも。どのみち誰も永遠に生きる事なんて望んでませんからね)

これまでにも何度か飛び出したシュキオンの「長生きめんどくさい」発言です。「オケアノスになる」ということをどういう風に捉えればいいのか、日本版ではシュキオンでもオケアノスでも変わらない、シュキオンの延長線上にオケアノスがあるように思えるのですが、北米版では決死の覚悟というか死ぬ事を前提にしゃべっているカンジですよね。一旦シュキオンという個体が死んでそれからオケアノスになるという印象です。こっちとあっちとでの死生観が反映されてるのかも???

◯オケアノスではテュポーンに完全にトドメを刺す事は出来ませんでした。しかしオケアノスがなんやかんややったので今ならデュポーンは倒せるぞ!

日:「はっはっは!そいつはいい!」
英:「Hahaha! This is all Greek to me,which is fine,because I'm Greek!」(はっはっは!わけがわからん!しかしまあ何でも良いぞ、なぜなら私はギリシャ人だからな!)

はいこれがウワサ(何が)のギリシャジョークです。ホント向こうのヘラクレスはウマい事言うね!

◯テュポーンを追って冥界へ。そこには鍛冶屋の神ヘファイストスがいて主人公達の武器を直して去って行きました。

日:「ありがとう…」
英:「If he weren't immortal,I'd say he ough to see a doctor about that cough」(もし彼が不死でなかったら、その咳についてお医者さんに診てもらえって言うのにな)

北米版ヘファイストスはゴホゴホ咳き込みながらしゃべっているので、それを踏まえてのロコスのセリフです。これは「神様だからお医者さんに診てもらう必要ないけど心配だよね」というロコスの優しさからのセリフだと思ってたんですけど、よく見ると「ゴホゴホ言ってうっとうしいけど神様だし医者に行けなんて怖くて言えない」とも読めるような……?ウムム〜私の英語力ではこういうニュアンスが読み取れないーー!

◯ついにテュポーンの元に辿り着いた一行。しかし地割れが起こりダイダロスは地の底へと沈んで行きました。
<日>
ヘラクレス:「……思えば…あれもまた……」
エリス「あわれな男…」

<英>
「He sure seemed to care about our friend the" reanimated doll"here,It's like he was talking to someone he loved」(奴はここにいる我々の”生きた人形”の友を気にかけているようだったな、まるで奴の愛しい者に語りかけるように…)
「Poor man…」(あわれな男…)

北米版ヘラクレスは最後までセリフ増量ヘラクレスでした〜!エリスの「哀れな男」ですが、日本版では今までのダイダロスの行動について運命に振り回されて来たことに対して哀れんでるカンジだったんですが、北米版ではヘラクレスのセリフを受けて、愛する者を人形扱いしなければならなかった事に対しての哀れみかなと思いました。

◯テュポーンを前にみんなの会話。何があっても負けない!というロコスに「それはどうかしら?」とエリス

日:「大丈夫だよなあ?」
英:「 Speak for yourself, Your husband helped get us into this mess」(あんたのダンナがおれ達をこんな面倒な事態に放り込んだ一因だってことを忘れるなよ?)

◯こんな時だってのに私は楽しいぞ!というヘラクレスに答えて

日:「うん、みんな一緒だからさ!」
英:「 Must be nice to have a dad in high places!」(上にいるお父さんがついてるから上手くいくに決まってるよ!)

これはヘラクレスの父親のゼウスはもちろんロコスや主人公のお父さん含めての「上にいるお父さん」でしょうね。日本版では辛かった事も乗り越えて仲間達と過ごした旅の楽しさとか、主人公達不死の5人は本当に素敵な仲間達だって事が伝わってもういろんなものがこみ上げて来る素晴らしく盛り上がるシーンなんですけど、北米版はロコスがエリスに皮肉を言ってみたり仲間の事よりお父さん達について話してたりで、どうも一致団結感がしないところが残念。


はい!これにて北米版レビューおしまい!いや〜こんなに変更多いとは思わなかった!セリフの違いで日本版とは大分印象が変わったキャラもいますよね。またキャラ別感想も書きたいです。これまでミノネツの変な翻訳におつきあい下さいましてありがとうございました。ツッコミもお待ちしてるわよ〜?ていうか誰かちゃんとした翻訳頼む!イイネボタンもありがとうございました。おかげで最後までやりとげたぜ〜〜。本当にサンキューベリマッチでした!
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by minonetsu | 2012-09-16 21:35 | ヘラクレスの栄光 | Comments(0)
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