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新・三銃士感想<第39話 最後の戦い>

トレヴィルからダルタニアンに告げられた衝撃の真実は!
◯「昔、パリには三銃士と呼ばれた若者たちがいた…ベルトラン、ロシュフォール、そしてこのトレヴィルじゃ!」おおおーーーついにこの設定が!昨年の11月からずっと待ってたこの設定が!やっぱり伊藤さんの話は思いつきなんかじゃなくて、ちゃんとしたネタバレだったのね!
◯いや、私はネタバレに気をつけて公式サイトも見ないようにしていたんですが、こういう話に関係ないネタバレなら許容範囲内よ?むしろいろいろ想像出来て良いネタバレ!「トレヴィルの死」はトレヴィルが死ぬんだなって話だとわかっちゃうからダメなネタバレなのよ?
◯それでそれが何なんだ?と言われても、ストーリーには直接関係ない設定だよね、と言われても、何が嬉しいかっていや、もう、こういうのが好きだからって事なのよ!先代がいて、二代目がいて…わくわくしちゃう!って事なのよ!
◯キャラクター的にも、アトスとベルトラン、アラミスにロシュフォール、ポルトスはトレヴィルと、それぞれ対応してるよねって想像出来て楽しいし!あ〜なんかマンガのネタになりそう!誰か描いて!
◯トレヴィルの回想シーンはすべてシルエットです。さすがに若バージョン人形は作れないか……
◯意気揚々と剣を掲げるトレヴィルのシルエットが、ヘラクレスの栄光のステータス画面だわ〜。ムフフ。
◯その頃のロシュフォールは笑顔の絶えない若者だったそうです。笑顔だそうです。スマイルロシュフォールだそうです。誰か描いて!

トレヴィルの話は続きます。エマニエルという美しい洗濯女がいたそうです。彼女はロシュフォールの恋人でしたが、ベルトランも彼女に恋をしてしまいます。ベルトランの熱心な求愛にほだされたエマニエルはベルトランと結婚してダルタニアンが生まれます。
◯はい、ロシュフォールとベルトランの因縁はこんなカンジでした。まあ大方の予想通りってカンジですね。
◯でもそこで二人が険悪になったわけではないそうです。ロシュフォールは彼女の幸せを願って自ら身を引いたそうです。おお、これはちょっと意外。
◯回想シーンでは出番が無くて思い出し怒りのトレヴィル。ジジイ元気だな!ダルタニアンにツッコミ入れられて、コンスタンスのひざまくらに戻る所も元気…ゲンキンです。

ロシュフォールとベルトランの仲を引き裂いたのはリシュリュー!リシュリューもエマニエルを愛してしまいます。権力を使って強引に我が物にしようとしますが、エマニエルはベルトランへの愛を守るためバルコニーから身を投げて死んでしまいました。
◯つまりロシュフォールへの愛を守るためバルコニーから身を投げる程にはエマニエルはロシュフォールを愛していなかったってことですね。まあそういうことです。ロシュフォール残念。

タダでは起きないリシュリューは「ロシュフォールがよりを戻そうと強引に迫った」「ベルトランが浮気を疑って責め立てた」と、二人にウソを吹き込んで三銃士を分裂させてしまったのでありました。二人は決闘し、ベルトランは重症を負い銃士隊を辞め、ベルトラン憎しのロシュフォールは枢機卿に付いたのでした。
◯はい、そういうことでした。リシュリューが絡んでいたのがちょっと意外でしたね。これでリシュリューを一番の悪役にする流れになりました。

「あなたはまだ一番大事な事を言っていないのでは?」と、コンスタンス。コンスタンスは頭がいいのです。「それは……ゲホゲホ…お迎えがきたようじゃ……」
◯トレヴィル死す!フゴー!今までピンピンしてたのに、肝心な所で急に死にそうになるな!そして肝心な事言わないまま死ぬな!でも良い死にっぷりだったよ。最後まで人を喰ったイイおじいちゃんだったよ……
◯やっぱり同じ死を描くにしても老婆やルミエールみたいな重々しい悲劇的なものより、こういう明るい描き方の方が良いです。死を軽く扱ってるとか文句いう人もいるだろうけどさ〜。いいじゃんこんなカンジで。トレヴィルもコンスタンスのひざまくらで死ねて本望さ!
◯謎のまま終わったトレヴィルの最後の言葉は………「パパ〜ロシュフォール〜」フゴゴフゴーーー!一番肝心な事をプランシェが言っちゃったよこのサル!
◯「ロシュフォールがダルタニアンの父!!?」こりゃもうスゴイ、原作,アニメ、映画……どのメディアにも登場しなかった今までに無かった思いもよらないスゴイ設定なのですが、ここに至るまでファンのみんながいろいろ予想して意見を出し合っていたからあんまりビックリできませんでした。ネットって恐ろしい。

そのころ下宿ではアトス達がミレディ救出に向かう支度をしています。
◯「せっかく元気になったのに、また危険な所に行くなんて!」とゴネるコクナール。
◯キャラクター的にはとっても良いキャラクターなんだろうけど、個人的にコクナールは好きじゃないんだよな。ネコなでぶりっ子声ウザイ。

「私を仲間はずれにしないでくれたまえ」アラミス参上ォォォーーーーーー!
◯ああ良かった。アラミス復活!あれだけ悩んでたにしてはあっさり復活しすぎと思わんでもないですが、涙が落ちて復活するより、とにかくひとりはみんなのために貝があったにしても、自分で悩んで自分で解決したって所が本当に良かった。
◯「仲間はずれにする訳なんか無い!」「それじゃあ二人とも私と一緒に教会へ」ユーモアや!ユーモアの精神も身につけた!
◯な〜んちゃってと、僧衣を脱ぎ捨て銃士の装いのアラミス。アナタにはやっぱり銃士の服がよく似合う…いや僧衣も萌える。腰になんかごちゃごちゃ付けてる所がカッコ良かった。
◯アラミスの中の人の仕事が素晴らしい!ホント吹っ切れた、殻を破って一皮むけて晴れ晴れした声!もう大丈夫!アラミス大丈夫!

復活アラミスはミレディ救出の妙案も考えて来てくれました「ミレディはフランス人だから国王陛下に処刑はフランスでしてもらうように交渉してもらう」
◯原作とかではミレディはイギリス人でしたが、人形劇ではフランス人ですか…ミレディという名前も『My Lady』と、イギリス人ってことを表わしてるんだけどな…
◯「国王陛下の交渉が失敗したら、やっぱりロンドン塔に行って助けに行くぞ」って所も良い。アラミス吹っ切れてる!やる気満々や!

ロシュフォールが父親……?それでも奴はベルトランとトレヴィルの仇!ダルタニアンはロシュフォールと決着をつけるため噴水広場に向かいます。
◯ついに真剣勝負のダルタニアンとロシュフォール!今まで「せっかく良い動きしているのに、剣劇シーンが短いな〜?」と思ってましたが、今度ばかりはじっくりたっぷり二人の戦いを見せてくれました。さすが最後の戦い!

そして勝負の行方は…ロシュフォールを追いつめるダルタニアン。そこにコンスタンスが止めに入ります。
◯「もう勝負はついたわ!殺す必要なんてない!」ロシュフォールをかばうコンスタンスですが……いや〜止めに入ったコンスタンスをロシュフォールが後ろからグサッ!「コンスタンスーー」という展開!???と、ハラハラしながら見てましたが、そこまで非情じゃなかったです。ロシュフォールは逃げました。
◯コンスタンス「暴力は暴力しか生まない」「命の大切さ」「戦争の無い世の中」…ありがた〜い説教文句のオンパレードでちょっと萎えた。せっかくアラミス復活でノリノリモードだったのに〜

結局ダルタニアンは殺せず、リシュリューの所に戻るロシュフォール
◯「任務失敗は命は無いと思え!」って言ってたから、処刑覚悟で戻ったのかな?と思ってたら「リシュリューとは決別してパリから離れる」で済んじゃうんだ。
◯「もうお前の味方になるものは誰もいない、このぼんぼり野郎!」「何だとこの手長エビ!」「便所虫!」子供のケンカか!

国王陛下の交渉は成功した様子。ミレディはフランスに護送されます。
◯ミレディはすっかりヒロインポジションですね!いや〜、ミレディ本当にオイシイわ!
◯作戦会議にはダルタニアン、三銃士、コンスタンスにコクナール。ボナシューもちゃっかり、ケティとプランシェも仲良く隣どおし。寡黙なギャルソンもおるで〜?
◯もう作戦会議とかこういうみんなでわいわいやってる雰囲気大好き!こういう三銃士が見たかった!もうラ・ロシェルの所は無かった事にしたい。ラ・ロシェルはばっさりカットで後半冒頭でバッキンガムがマヌケに死んで、ミレディが捕まって、それをみんなでワイワイやりながら助ける話にしてくれればよかった。

やっと!やっと盛り上がってきました!え?次回最終回?そんなーーー!
by minonetsu | 2010-05-21 23:03 | 三銃士
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